DESIGNS 永野護デザイン展 Photo Report
「ところざわサクラタウン」で開催中の「DESIGNS 永野護デザイン展」に行ってきました。
所沢、なかなか行かないところですよ。グンマー人からすると、関越道から首都高に乗り換えるインターチェンジがある場所くらいの認識しかないです。あと、西武の本拠地で、近くに球場がある…くらいでしょうか?西武球場は雨が降ると雨が降るドーム球場でなぁ…まぁ、所沢はそういうところ。
ちなみに、「DESIGNS 永野護デザイン展」が開催されている「ところざわサクラタウン」は東所沢。普段なら行かない土地なので、もう、場所だけで冒険ですよ。
まぁ、そんなこんなですが、「DESIGNS 永野護デザイン展」で、撮影可能なものだけ写真撮ってきました。
前半は永野護先生の、デザイナーデビュー当時のデザイン画の蔵出しイラスト。後半がFSSって感じで、撮影可能なのは後半のFFSの展示だけ…でした。なので、掲載しているのはFSSばかりだよ。
簡単ですがコメントも添えます。なんたって情報量がすごいので…情報量すごかったゾ☆
できれば、できることならば、その目で見ていただきたいものばかりでした。
では、フォトレポートです。
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↑入口。後述しますが、これが美術展ですか?と言えるくらいに行列。開会が10時で、9時半にはついたのに行列でした。永野護ファン恐るべし。
でも、この、入口にたどり着いた時点で9:51でしたので、なんというか、けっこう柔軟な客対応でしたね。いい美術館だなーここは。
館内は温度管理も湿度調整もかなり快適なので、薄着でも厚着でも良かったよ。でも、ロッカーに荷物を預けられればそのほうが良かったかも。
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↑以下、親の顔よりも多く見た表紙絵達。
びっくりしたんだけど、でかい。この表紙絵、A1くらい(もっと大きいかも)あって、そりゃ、描きあげるのに時間がかかりますわー…先生のこだわりがすごい。
塗り方は色々…らしい。わからん。アクリル絵の具っぽいものとか水彩絵の具っぽいものとか、実際に見て確かめてください。
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↑クローソーとジュノーン。このアレンジ、すごくね?って思ったよ。まだ永野護をまるでわかっていなかったなー幼い俺。
ちなみに、展示はみんな壁際にパネルが配置されていたので、行列は延々と続いていました。人がいっぱいいた。ゆっくり見るなら夜がいいよ。
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↑3巻の表紙。すごく、大きいです…
この絵の中に、レディスペクターがいるらしい…あ、下の、台座みたいになってるの、もしかしてそういうことですか?
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↑静と破烈の人形。和のテイストって、今見ても新鮮。
振り袖はどうやって書いて塗ったんだろう?すごくきれいでした。印刷データに持って行くの大変だっただろうなースキャンしたらけっこう黒くなるよなー大変だっただろうなー
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とにかく、表紙絵はどれも大きいです。迫力があるります。
先述しましたが、親の顔より多く見ている表紙絵なので、原画が大きいということを受け入れられない自分が…
ほんと、1巻の表紙なんてどれだけ見てきたことか。初めてコミックを買ったのが、91年の4巻が発売された際だったので、30年以上も見てきたんだよ。違和感すら感じたよ。
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↑FSS5巻の表紙絵。コミックを買った際にわけわからんかった。表紙をめくると…まぁ、コミックを持っている人だけの特権だよねあのラキシスは。
時代を感じるねー。1992年かー…1992年、か。
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↑FSS6巻の表紙絵。背景にいろいろな神々とか、でっかいヤクトミラージュの骨格が…今になって気がついたよ。
この構図、90年代によく見たなぁー。時代なんだなー。
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↑FSS7巻の表紙絵。待ちに待った7巻だったね。
書き込みがすごいですね。これは時間がかかったでしょうなぁー…
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当たり前ですが、めっちゃ細かいです。
↓下の絵なんかは、もう、最新のCGではないんですか?そんな感じ。
下地の紙、画用紙ですかね。こんなに細かい。いいもの見た。
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↑9巻の表紙イラスト。
透明装甲の描写って、こういうことなんですね。
表紙絵でも見えますが、原画はいいぞ原画は。こんなんなってるんかー…ってなるね。
半透明の表現のアイデアってすごくセンセーショナルでしたが、こういう書き方なのねぇー。
これは弦が出ないとわかりませんでしたよ先生!そんな感じ。
あと、すごくセクシー。って、っゆーか、よく発売できてるよなこれ…
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ちゃんと装甲の下に顔があるよ。この書き込みの大胆さ。さすがのクォリティです。
かっこいい表現って、どこまでも追求できるんですね。すっごい。
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↑エストちゃん。きっと足首が描きたかったんだネ。
この絵もすごく大きかったですね。塗り作業、大変だっただろうな。先生の根気が見える。
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↑FSSコミック11巻の表紙絵。可愛らしさとかっこよさが同居しておるね。
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かわいい!かわいいよクリスティン!!!
っと、そんなわけで、FSS12巻の表紙絵。クリスティンがかわいい。それと、幻想的に分解されてるネプチューンが。
この巻を最後に、MHは姿を消し、長い休載期間に入ったんですよね…
ちなみに、単行本の発売間隔がコレ↓。
I:1987年5月21日発行。
II:1988年7月1日発行。
III:1990年9月1日発行。
IV:1991年10月1日発行。
V:1992年11月20日発行。
VI:1994年3月30日発行。
VII:1995年4月30日発行。
VIII:1997年2月28日発行。
IX:1998年9月30日発行。
X:2000年10月1日発行。
XI:2003年4月30日発行。
XII:2006年4月10日発行。
XIII:2015年8月8日発行。
XIV:2018年2月10日発行。
XV:2019年12月10日発行。
XVI:2021年10月8日発行。
XVII:2023年3月10日発行。
そんなわけで、9年の歳月を経て、13巻↓に至るわけですね。
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↑FSS13巻の表紙絵。突然のGTM!
いやー、ニュータイプ掲載時にそうきましたかーってなってましたが、こうやってコミックスの表紙絵になってくると、ロボットはみんな本格的にGTMになったんだなってな。巻末の設定資料に期待したけど、MHとGTMの対照表が欲しかったよ…できれば絵入りで表がほしいね。作ろうかしら?
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↑FSS14巻の表紙絵。とても大胆な構図ですね。
白の使い方の大胆さ。素敵です。
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↑FSS15巻の表紙絵。がんばったから表紙になったファティマオーロラさん。
何度も書きますが、この表紙絵たち、すごく大きいデス。飾りたいよう家に。飾りたい。
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その他、イラストの原画。壮観ですねー。
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↑FSS16巻。わたし、コミック派なので、誰だよこのヒト…ってなることは多いです。いや、ほんと誰だよ?そんな気持ちでした。
原画はすごく奥行きがあるんですよ。いやー、吸い込まれるわー。心を持っていかれる。
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↑FSS17巻の表紙。最新刊の表紙絵ですから、最新作ですね。
永野先生は表紙絵の作成に数ヶ月かけるそうです。いやー、わかるわ。これは時間がかかる。
書き直しもしていると思うので、かかる時間の膨大さは私達の想像の遥か上でしょう。キャラクターを一人増やすと、それだけ時間を使うんだよねー。いやはや、アレクトーもマキシもお美しいことで。
原画っていいですね。印刷では出てこない細かな書き込みが見られる。
どうしてもね、印刷技術が進んでもね、写せないものは映せないんだよ。頑張っているんだけどなー。
原画見れてすごく良かった。表紙の見え方も変わるネ。
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ここから、キャラクターのデザイン画。
パネルに張ってあったので、原画ではないですね。
に、しても、こうやってパネル展示しているものを見られるのは、ファンとしては生唾飲み込んで脳が震えてしまいますよー。
こういうの、自炊してもいいんじゃないだろうか?そんな気持ち。でも、大変だからできないやつ。
このパネルを揃えるだけでもかなりの労力だっただろう。スタッフの皆さん、お疲れさまッス。
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↑アイシャさまだー!ってなりますな。
お美しい方だよ。何頭身なんだコノヒトは?
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↑なんか、懐かしさすら感じる剣聖様。伊達男!って感じ、すごく憧れます。これからもずっと、最強の男なんだと思うヨ。
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懐かしのアーレン・ブラフォード卿。民族色豊かな出で立ちですな。
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色指定が見られるのは展示会だけ!だね。
セル画と絵画のミックスだったんですねこの絵。塗りの指定の細かさよ。全然わからん。
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↑ファティマスーツの変遷。たぶん、また変わるゾ☆知ってるんだ。おれたちはそんなことみんな知ってる!
こういうのって、フィギュア化しないんでしょうか?WAVEさんあたり、いいもの作ると思うんだけれどもなぁー。
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すえぞうってさ、ロボットのデザインとか名前とか、ドラゴンが「セントリーになったわけだけど、ずーっとすえぞうはすえぞうなのいいよね。
それと、ショートヘアのアトロポスっていいよね。すごく、いい。好き。
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↑エメガエラ様のセル画。重厚感があって目を引きました。
↓ここから、MH(モータヘッド)・GTM(ゴティックメード)のプラモデルやレジンキットの展示。
冒頭のダッカス(黒騎士)は1/24スケールで全高約920mm。
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↑1/24スケール全高約920mmの「ダッカス・ザ・ブラックナイト(黒騎士)」
でっかいし、黒光りだし、なんかももう、圧倒。
こうやって真っ黒で黒光りなのは、白銀のZ.A.Pや黄金のマグナパレス、白いスーパーロボットのゲートシオンマーク3 リッタージェット・破烈の人形 などなどの主人公機と対象的な存在なのだなってことを思い知らされます。
めちゃめちゃ強そう。こりゃ、勝てないし、みんな逃げまくりますわ。
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↑こちらは1/72スケールですね。「HSGK 1/72 ダッカス・ザ・ブラックナイト」
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↑「HSGK 1/72 ゲートシオンマーク3 リッタージェット・破烈の人形 (ホークヘッド) 」
劇を震撼させるスーパーロボット。細身に見えて思いっていう。騎士っぽさが残っているのが面白い。
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↑手前は「HSGK 1/72 バーガ・ハリBSコブラ」
この怒り肩、すごくかっこいい。ツインスイング構造が良くわかるプロポーションしてる。かっこいい。
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↑エラニユース・ダイ・グ・フィルモア5世の専用機「GTMダスゴースト」
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↑「帝騎マグナパレス ザ・ナイト・オブ・ゴールド」
全身を隈なく見られる。立体物ってたまんえぇよな。
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↑「ツァラトウストラ・アプターブリンガー」
でかいって、いうか、長い!全高361mm、幅255mm、全長831mmだそうです。
色んな意味で凶悪。
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↑「バーガ ハリkk」
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↑「HSGK 1/100 GTMホルダ17 “ディー・カイゼリン”」
いろんな意味で最初のGTMなのだと思う。初だしの際にビッグサイトで見たときからかっこよかったですねこのロボットは。今でも抜群にかっこいい。
ちなみに、展示会場では、超短編で「花の詩女 ゴティックメード」を上映していました。初めてゴチックメードが動くところを見た。あれはいい。かっこいい。ありがとう永野先生。あのアニメーションの出来はすごい。休載は仕方なかったんやでー。
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↑懐かしさすら感じられるモーターヘッドレッドミラージュ。フレイムランチャーの長さすごいよね。って、ゆーか、おかしいよねこの長さは…
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↑こちらも「ツァラトウストラ・アプターブリンガー」
現状のフル装備なわけですね。背中と踵から伸びた放熱板が、ベールのようでもあり翼のようでもあり…なんとも壮観。
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L.E.DとZ.A.Pの共演。ゴティックメードのほうが全高は高い。スケール感が表現されていて面白い展示になっていました。
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↑HSGK 1/72 「ゲートシオンマーク2 スピード・ブリンガー」
ミラージュ騎士団への編入の仕方が最高にミラージュでしたね。バスターランチャーの造形の複雑さが目を引きます。あと、腰が細い。すっごい細い!早く飛べそうなデザインです。
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↑「ハイファ・ブリンガー(旧テロル・ミラージュ)」
なんか、思ってたよりも、良かった。欲しい!ってなった。なんでだろう?
すごくロボットしてる。
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↑ここまで模型展示。人がどれだけ多かったか?も、おわかりいただけたかと…
開会3日めで三連休3日めですから、そりゃ、人がいっぱいいますよね。。。賑やかでしたよ。あと、年齢層はけっこう高かった。いい年したおじさんおばさんがロボットの玩具に興じる会場。すごく良かったぞ。
↓ここから、またパネル展示になります。
って、ゆーか、こんだけデカくしてもジャギらないイラストってなんなのよ?
設定画や相関表や、MHとGTMの変換とか、グッと来るよー!
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お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、上記までのMHとGTMのイラスト、上がMHで下がGTMになっています。
こういうのだよ。こういうのが欲しかったんだよ!そんな気持ちになりました。
ニュアンスというか、雰囲気というか、継承されている部分を見つけるのも面白いですね。
以下、そんなイラストの比較展示です。
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↑ぶっちゃけ、MHとGTMを比較した辞書がほしいね。コミックの傍らに置きたいよ。「MH クルマルス・ヴァイオラ」と「GTMホウザイロ」はわからんて。設定を飲み込んでいても脳が追い付かんよな。
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↑モモコドール
1/3スケールの服もあればいいのに…作ろうかな…
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↑天照家モルフォ型GTM「モルフォ・ザ・スルタン(旧AUGE)」
現在発表されているデザインの中でも最新のものですね。
永野先生はいつも俺達を驚かせてくれる。なんだ、この、宇宙的なデザインは。私のおろそかな知識的にはSEGAっぽくもあるかもしれない。
どんな戦い方をするんだろう?けん玉フレイルも装備できるのだろうか?って、ゆーか、これまで温めまくったヨーン君の最高点がっ!っと、連載が続いてくれて本当に良かった…そんな気持ち。
って、ゆーか、ほんと、このデザインの集積ですよ。巨大な「オージェ・バインダー」がムチのように細くなっていたり、頭部の装甲(被り物)にはつなぎ目がなかったり。なんなんですかね、この発想の出どころは。
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↑ホルダ39型ラミアスのデザイン画。旧ファントムから、恐ろしさの方向性がだいぶ変わりました。
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↑原寸大のカレンだそうですが…胴の細さにビビりますが、それよりも、身長よ。
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↑開会3日目でしたので、サインは少なめでした。会期は3月24日までなので、その頃にはびっしり書き込まれるんでしょうね。
もうすでに有名どころのサインがチラホラと。
↓「天照家J型駆逐戦闘兵器 グローサー・ツァラトゥストラ・デトネーター・ブリンガー DB2 クロロフィル・ヘイズ」のイラスト。
この大きさ。猫背になりましたが、背中のツインバスター砲の重さがより強く描かれているようです。Z.A.Pと同様に、かかとにも放熱システムが組まれていますね。いやー見ごたえがありました。
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↑このくらいでかい絵になってました。
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↑このディテール、ぜひ実物を拝見いただきたい。
そんなわけで、永野護展のフォトレポートでした。
前述していますが、前半は永野護先生がデザイナーとして駆け出した際のデザイン画の展示。ここは撮影不可だったので、撮影はしていません悪しからず。撮影不可領域は、サンライズ時代のバイファムやエルガイム、Zガンダムのデザイン画や、ゲームや小説のデザイン画が多くを占めていました。デザインを起こす際に、キャラクターの性格や体系だけではなく、着ている服の布のことや影のつき方、バックボーンまで考えていらっしゃる。だからこそのデザインの奥深さ。キャラクターの背景の無駄の無さが出るんですね。例えば、ギャブレット・ギャブレーのマントは重めの生地で重いんだそうで。嗚呼、なるほど、わかる。ギャブレーっぽい!ってなった。ポセイダルは動かないキャラなので、なるべく動かさないでという指示。嗚呼、ポセイダルっぽい!ってなる。そう、こういうところがデザイナーとしての才覚なんですよね。深いんですよすごく。
会場は静かで、でも情熱的。あふれる情報量を一所懸命に消化しようとする来場客。美術館は快適だしキレイでした。
可能であれば、ファンであるなら、ぜひ行ってみてください。
おまけ
ここからはちょっとした日記だよ。
美術館「ところざわサクラタウン」はJR総武線東所沢駅から歩いて5分くらい。ぶっちゃけ、特に何かあるのかな…そんな感じの町。
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駅は地上。線路が低いところを走っています。駅ビルじゃないです。
で、スマホのナビを頼りに歩いていくと、突然現れるのがこちらの美術館。
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…すごく、大きいです。。。
いやいや、マヂででかいんだってばよ。
周りになにもないから、余計にでかい。約30m、5階建ての建物だそうです。5階建てとしてはかなりでかい。30mっていうとオフィスビルだと7~8階建て、マンションだと10階建てくらいだそうでして、そもそもこの建物はでかいのです。それに加えて、形や色、そして、まわりの何もなさから、すごくでっかく見えるんだろう。いいぞ、このデカさ。感動する。
で、開会30分前でこの↓行列さ。
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ちなみに、行列は建物内まで続いていたよ。
この日は、あらかじめ前売りチケットを持っていた人だけの入場だったようです(午後はわかんないけど)
私は前日がワンフェスで、所沢で一泊しての参加でしたので、けっこうゆとりを持って来場しました。早い人は始発で来たっぽい。わかる。その情熱、すごくわかるヨ。
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美術館はとにかく大きかったデス。
施設全体の名前は「ところざわサクラタウン」ですが、美術館の名前は「角川武蔵野ミュージアム」というらしい。
ちなみに、本棟はこっち↓1000人テラスとか、ジャパンパビリオンとか、そんな感じ。駐車場も完備。
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↓こちらは武蔵野坐令和神社。
中ではお祓いを受ける方がいらっしゃいました。
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全く関係のないところに横断幕が…美術館には付けられないのはわかるんだが…作ったけど付けられなかったので付けられるところに付けましたって感じの横断幕でした。きらいじゃないですこういうの。
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おまけのおまけ
東所沢駅から美術館までの道すがらにあるマンホールを撮影したヨ!
このマンホール、実は日本初の発光する「LEDマンホール」にでして、KADOKAWAがイラスト広告として掲出してるんですね。
夜の暗がりにマンホールが光るのはいいと思うヨ。明るいのはいいことだ。
そういったわけで、KADOKAWAの漫画やラノベ作品のイラストがマンホール絵で楽しめるので、みんなも行くとイイヨ!
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っと、言うわけで、永野護展のフォトレポートでした。
ワンフェス後の展示会参戦でしたので、疲れ方が半端なかったですけれども、いやー、いいもの見させてもらいました。
ファンの方、興味のある方は、ぜひ行ってください。
永野護先生のデザイナーとしての奇跡が80年代から展示されています。そして、原画の迫力、原画でしかわからない魅力が味わえます。
興味のある方、ぜひ「ところざわサクラタウン」へ!